ブログメニュー追加
本日、ブログメニューバーを追加しました。
TOP:トップページです。
最新記事一覧:当ブログメインコンテンツです。
戦国じゃんぶる:2020年12月に終了したフリーゲームの記事です。
お知らせ:当ブログ運営に関わる記事です。
(以上、2021/11/20追記。以下、記事公開時内容)
このたび、CSSなるものを少しだけ勉強して、ブログ画面にメニューの帯を表示させることに成功しました。それにともない、右メニューも変更させていただきました。
直感的に、まるで本のページをめくるかのように、記事を探してすぐに読めるようにしたいです。リンクをぽちぽち押す手間を読者の方々にかけさせたくないです。その点、昔のYahoo!ブログは良かったんですがね……。
今後も試行錯誤していきますので、温かく見守ってやってください。
僕にとっての耳コピとはvol.1 〜特殊な楽器との出会い〜
これはフィクションを交えた小説である。vol.3くらいまで続けるつもりである。読んでいただける物好きな読者はいるだろうか。いや、いないだろう。
突然、わが家に電子ピアノが現れた。聞けばおかあさん、ピアノを始めるらしい。何事をやるにも「形から入るタイプ」であるおとうさん(自己流ギター歴ん十年、今も下手である)が、何やら高級品を買ったようだ。後で分かったことだが、当時の最新技術を詰め込んだ最上位機種の電子ピアノだった。
私は部活というものが嫌いだった。運動部に入っていたが、ほとんど行っていなかった。同級生や先輩とのコミュニケーションが億劫だったわけではない。実際、同級生たちとのワイワイ(in休み時間)は、とっても楽しかった。幽霊部員だった理由は、ただただ1分でも早く帰っておやつを食べ自分の時間を過ごしたかったからだ。でも、いわゆるゲーム漬けの毎日を送りたかったわけではない。ゲーム機なんて持ってなかったし、当時のインターネットで面白いゲームなんてなかったし(世代がバレるからここまでにしとこう)。そもそも結構勉強だけで大変だった。
私は、ど真面目な学生だった。宿題は真面目に解き、授業の予習までしていた。女の子から告白されたこともあるが、お付き合いはまだ早いと断った。そんな青春を送った。よく大人が「もっと青春を謳歌しておけばよかった」とか言うが、私は後悔していない。
けども、そんな私を見続ける、おかあさんは心配なわけで。何か息子に向上心を持てるような何かをさせてあげたいとか思ったのだろう。電子ピアノの体験レッスンを「私も見てるから」と勧めてきた。ど真面目であると同時にマザコンだったのである……。
とりあえず始めた。面白かった。鍵盤ハーモニカしか触ってないようなど素人だったが、左手でドミソを押さえるだけで{つっじゃん、つっつかじゃん♪}と、ドラムと色んな楽器の伴奏が鳴る。ドミソ、シレソ、ドファラだけで弾ける聖者の行進から始めて、すぐにレベルを上げていった。流行りのJPOPが弾けるようになったのも数か月だったと思う。
ただ、電子ピアノであっても一応「ピアノ」なので。いつまでも{つっつかじゃん♪}をやってても、それ以上は上達しないのである。左手でコードだけを抑えるのではなく、ちゃんと指を動かして伴奏するピアノオンリーのレッスンに順々に切り替えていくわけで
「私は電子ピアノがやりたいのに!」
そこで、同じような楽器はないかとYahoo!JAPANで調べた(ググるなんて言葉はなかったのである……おっと世代が)。そして、電子オルガン(=エレクトーン)の存在を知った。
「ああ、電子ピアノの横に置いてあったな、あれってエレクトーンだったのか。」
そんなこんなでエレクトーンの体験レッスンをさせてくれた。おとうさんには本当に感謝しています。私はエレクトーンに当然のようにハマったのだった。
エレクトーンも左手でドミソを押さえるだけで{つっつかじゃん♪}してくれるんですよ!
しかも左手に2種類の音を混ぜられるんです。さらに、右手に4種類の音を混ぜられるんです。さらにさらに、レジストというものがあり、音の種類を記憶させられるんです。さらにさらにさらに、シーケンスというものがあり曲の途中で自動的にレジストを変えることができるんです!そして……
はい、失礼しました。脱線しすぎました。エレクトーンについて詳しくはこちらのサイトが参考になります。
私は電子ピアノ経由でエレクトーンを知ったのだった。私の「電子ピアノがやりたい」という願いが、幸運にも、このような形で叶えられた。
次回、vol.2 ~midiとの出会い編~